「もっと、笑顔がみたいから」

ひとのわは「子どもの貧困」を支援している個人や団体に
支援をしています。

貧困は地球の裏側で起きている他人ごとではありません。
今、日本では7人に1人の子ども、実に250万人もの「子どもたち」が貧困で苦しんでいることはご存知でしょうか?
日本は世界的に見ても、日本国民の目から見ても、とても恵まれている国だと思われているのが一般的です。
確かに日本は経済的に安定し、社会生活を送る上で何不自由なく暮らしていきやすい、というイメージはあるかもしれません。
しかし、実際は先進7カ国(G7)の中でも、子どもの貧困率が高水準な国なのです。
昨今、メディアに取り上げられる回数が増え一般的な言葉となった「子ども食堂」にしても、返済出来ない子どもが多く社会問題となった「奨学金」にしても、問題の根本として存在しているのは【貧困】によるものです。
「子ども」が成長していく過程の中で、貧困はさまざまな子どもの未来を蝕みます。
満足に食べられない、入浴は数日に一度、十分な医療や教育を受けられない…。
そういった直接的なこと以外にも、両親が深夜まで働いているから家に帰っても誰もいない。
同学年の子どもたちと一緒に遊ぶツールを買って貰えないから、友達同士の繋がりが広がらない。
これらコミュニケーション力の低下や社会とのつながりの喪失、貧困が原因で子どもの健全なる成長を止めてしまう事は無数にあります。

本来、貧困問題への取り組みは行政主導で行うべき国策です。実際、「子どもの貧困対策法」が成立するなど、国や行政なども問題意識を持ち対応を進めるようになりました。
しかし、残念ながら現状、助けを求めている声に対して公的な支援だけでの対応は難しい状態です。
そこをカバーすべく、民間でも、何とか助けたいという気持ちを持った心ある人、志のある団体が多く活動していますが、自分の貯金や事業の売り上げの中から活動をしている所が殆どです。
内閣府の調査では支援団体の6割以上が資金不足というデータも出ており、思うように活動が出来ていないという実情があります。
民間団体の中には国からの助成金や補助金が出ない限りは活動をしないという団体も有りますが、誰にも責められることではないでしょう。
どのような個人、団体であれ「子どもたちを助けたい」「より良い明日にしたい」という気持ちは皆一緒のはずです。
絶対の正解がないだけで、やり方に間違いが有るとも言い切れません。
その活動によって少しでも救われたと感じる子どもがいるのなら、是非とも活動をして欲しい。辞めないで続けて欲しい。
資金不足により活動が出来なくなることを少しでも止めたい。
「助けて」という、子どもの声は日本のあちこちにあります。
そして、「助けて」という声を聞き取れるのは周りにいる大人や支援団体なのです。
助けを求める声を聞き取れる大人や支援団体が無くなってしまったら、子どもたちの未来も無くなってしまうとは思いませんか?
助けを求める相手に手を差し伸べる大人や支援団体は、子どもたちの未来のために必要です。
行政以上にフレキシブルに支援する場所があれば…私たちと同じ気持ちを持った人が集まり、資金支援をすれば…より多くの個人や団体が「子どもたち」への支援を続けることが出来るのではないでしょうか?

そのように思うメンバーが集まり、ひとのわを発足させました。
ひとのわとは、人の和であり、人の輪です。
私たちは、子どもの笑顔が好きです。子どもが笑顔になるための活動をしている人たちを繋げる和と輪となり、応援したく思っています。

一般社団法人ひとのわ
代表理事 山木陽介

一般社団法人ひとのわ協会
代表理事 山木陽介

代表プロフィール

山木 陽介(Yosuke Yamaki)

1978年 10月5日 生まれ

東京都出身

日本最大手の調査会社を経て、2008年に独立。
現場での調査の他、セキュリティ対策やマーケティングリサーチを行う 「SKY株式会社」 代表取締役。
2013年、発達障害児支援のNPO法人「Si’s」設立。
2013年、カンボジアの貧困対策である国際NGO団体「SSA-JAPAN」理事就任。2015年、退任。
2021年、埼玉県医療法人「雄昌会」理事就任。